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一般社団法フラワーライフ振興協会事務局です。

当協議会は、花文化の発展と、それを通じた心身と社会的な健康であるウェルビー イングの実現を目指し、2020年に任意団体として設立されました。2023年6月、一般社団法人として新たなスタートを切りました。

社団法人化を経て、2023年6月から「FLTVシンポジウム」を毎月開催しております。FLTV =フラワーライフタイムバリューとは、「花のある生活は人生の価値を高める」という当協議会が提唱する新たな観念です。シンポジウムでは、豊かで健康な花のある生活の実践や、企 業による健康経営の実現に向けて、医療·福祉や地域振興、スポーツなど幅広い分野のスペシャリストを講師に登壇していただいております。

花き産業そのためには?

第1部では、「その手があったか!!フラワービジネスDesign for all”から俯瞰する花き産業の未来」をテーマに、株式会社ユニバーサルデザイン総合研究所の所長である赤池学様より講演をいただきました。

▽赤池学(あかいけ・まなぶ)様(株式会社ユニバーサルデザイン総合研究所 所長)

1958年、東京生まれ。1981年筑波大学生物学類卒業。1983年静岡大学大学院中退。 社会システムデザインを行うシンクタンクを経営し、ソーシャルイノベーションを促す、環境・福祉対応の商品・施設・地域開発を手がける。「生命地域主義」「千年持続学」「自然に学ぶものづくり」「農業立国」を提唱し、地域の資源、技術、人材を活用した数多くのものづくりプロジェクトにも参画。科学技術ジャーナリストとして、製造業技術、科学哲学分野を中心とした執筆、評論、講演活動にも取り組み、2011年より(社)環境共創イニシアチブの代表理事、(公)科学技術広報財団の理事も務める。グッドデザイン賞金賞、JAPAN SHOP AWARD最優秀賞、KU/KAN賞2011など、産業デザインの分野で数多くの顕彰を受けている。

ご講演では、赤池様が提唱するユニバーサルデザインを定義する以下の10要件のうち、「パーティシペーション〜参画性〜」を中心にご講演いただきました。

このパーティシペーションとは参画性向上に向けたデザインです。新しい商品、施設づくりやまちづくりにおいて、多様なユーザーを参画させながら作り上げることが大切だとお話しいただきました。

紹介されたのは、高齢者や、障がいのある方々、子どもたちによる、課題に対する助言を目的としたアドバイザリーボードを作り、皆様にアドバイスをいただきながら商品を作った事例です。多種多様な方に助言をいただいたことで、制作までに時間はかかりましたが、最終的には、関わってくれた人が当事者としてインフルエンサーになったということです。このように、ユーザーと一緒に商品やまちを作り上げながらビジネスの当事者にもなってもらい全体を組織化する。このパーティシペーションを、講演を機に導入してほしいとお話しいただいた。

次に、赤池様が地方自治体や会社とのものづくりに関わる際に大切にしている4のWAREについてご講演いただきました。「ware」とは英語で、商品や製品を意味します。自治体や会社にとってどんな材料やどんな技術があるのかといった「HARD WARE」、そこからどういった商品や価値として展開するのかという「SOFT WARE」。一般的に知られているこれら2つに加えて、心と五感に訴求する価値「SENSE WARE」と、消費者だけにメリットを与えるのではなく、作り方を含めて関わった多様なステークフォルダーや地域、社会にメリットを与える「SOCIAL WARE」。これら4つのWAREを循環させて螺旋的に高度化させる必要があることを、様々な実践事例とともに解説いただき、実践事例の要素を花に置き換えるなどとして、当協議会に合わせて花との組み合わせ方などもご提案いただきました。

当協議会にできること

第2部は、赤池様と当協議会・松村代表理事によるトークセッションを開催しました。

第1部での赤池様のご講演をもとに、当協議会の目指す形から、トークセッションが始りました。会社同士の繋がり強化が求められ、さらには地域などにも繋がる必要がある現代において、花は、心と五感に訴求する価値を秘めており、共感を得やすいテーマであると議論が起こりました。社会の発展のため、花という共感しやすいテーマを掲げ、点在しているステークホルダーを繋げていく。これが当協議会の目指す形だと赤池様からご提案いただきました。

これ受け、松村代表は、当協議会は地域を支え合うステークホルダーが集まるプラットフォームでありたいと考え、赤池様にデザインしていただけるとありがたいと語りました。

花の可能性とは?

講演後の質疑応答では、花を使ったお仕事をされている方が多く参加されていることから、より具体的に4つのWAREを用いて、花や各個人のビジネスをどのようにデザインすべきかなどについて、ご質問を多く寄せていただきました。

今後も、FLTVシンポジウムでは、毎月、継続して開催します。ご関心を寄せていただける皆様のご参加を心よりお待ちしております。

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