イベントの背景
フラワーライフ振興協議会では、地元の文化や伝統に触れながら花の魅力を知ってもらう「スマフラフェス」を、全国の国宝・世界遺産など主要観光地を中心に催しています。
イベントレポート
2020年10月31日〜11月1日では軽井沢駅で「スマイルフラワーフェスティバル」を開催いたしました。
軽井沢は都心からアクセスがよく、豊かな自然を楽しむことができる人気の観光地です。
季節も年中快適で、避暑地や別荘地として毎年多くの人が訪れています。
今回は、軽井沢駅をメインに花で彩りを与えました。駅の自由通路を始め、出入り口付近に、長野県産のアルストロメリアやカーネーションなど約50種類で合計1万本を使用しました。
イベント当日は良好な天気で、多くの人が花を見てくださいました。地元のローカルFMラジオや信州新聞の取材があったりと反響も大きかったです。
「紅葉」をテーマに装飾したのは、軽井沢で「株式会社 S.K花企画」を営む金澤夫婦。赤色や黄色を中心に華やな演出となりました。
注目していただきたいのが、駅の2階にある花のオブジェです。
10月3日、4日に開催した瑞龍寺でのオブジェのフレームを再度アレンジを致しました。
形は同じですが、表現の仕方やバランスで全く違う表情をお見せすることが出来ましたので、ぜひ比べていただきたいです。
旅行客や地元の偶然通りかかった方などが趣ある秋の風景と一緒に写真に納めてくれました。
家族で旅行に来ていた男性からは、「駅から秋らしさをより一層感じられました。この二日間で秋の訪れを彷彿させるような花の思い出が添えられて嬉しい。」と喜びの声をいただきました。
また偶然通りかかった老夫婦からも、「いつもと同じ軽井沢だと思っていたら降りて驚きました。素敵なサプライズですね。」と突然の花のお出迎えに驚いた様子。
花を鑑賞してもらうだけでなく、両日とも県産シクラメンの苗を先着500人に無償配布いたしました。こちらも大好評で全てお渡しすることができました。
多くの観光客や地元の方に花を身近に感じてもらうことができたと思います。
今後も各地でスマフェスを実施しますので、お楽しみに!
最後に
スマフェスはコロナ禍によって生じたフラワーロス(花の廃棄問題)を解決するために、花卉の流通を促し需要を喚起することで持続可能な生産者支援につなげ、花による賑わいの回復、そして花文化を広く発信してゆくことで、花の魅力を伝え、花を通じた新たな生活様式(ニューノーマルなフラワーライフ)を創出することを目的とし、活動しています。
※花卉:観賞用の花