熊本の花で、笑顔をつなぐ。― 熊本復興支援 FLOWER RELAY PROJECT

この花は、どこから来たのだろう。
熊本県宇城市。海と山にはさまれたこの土地は、胡蝶蘭の生産地として知られています。お祝いの席で、開店の店先で、誰かの人生の節目で──熊本で育った胡蝶蘭は、日本中の「おめでとう」のそばに立ってきました。

宇城市で胡蝶蘭を育てる「なかがわ(中川洋蘭)」の中川圭太代表ご夫妻。30年以上にわたり胡蝶蘭と向き合い、自身のブランド「イロハナ -irohana-」として蘭のある暮らしを提案してきた生産者です。このページの冒頭を飾る胡蝶蘭も、中川さんが育てたものです。
その温室に、2026年7月28日の熊本地震は影響を残しました。地震で多くの胡蝶蘭が倒れ、出荷できなくなりました。丹精こめて育てた花が、咲いたまま、行き先を失いました。




地震で倒れ、割れてしまった鉢と、行き場を失った花たち(なかがわ提供)
お花をお渡しすると、皆さまが自然と花のまわりに集まってくださり、「きれいね」「癒される」「嬉しい」と、たくさんの笑顔と言葉をいただきました。30年以上花を育て続けてきた中で、「花を作り続けてきて本当によかった」と心から思えた一日でした。— なかがわ(中川洋蘭)中川圭太・さとみ ご夫妻
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このたび、「花がつなぐ 希望のリレー」プロジェクトを通して、松村様とのご縁をいただき、一緒に避難所を訪問させていただきました。
避難所では、市の職員の皆さまにも快く受け入れていただき、被災された皆さまへお花をお届けすることができました。
お花をお渡しすると、皆さまが自然と花のまわりに集まってくださり、「きれいね」「癒される」「嬉しい」と、たくさんの笑顔と言葉をいただきました。その姿を見て、改めて花には人の心を癒し、人と人をつなぐ力があることを実感しました。
現在、お花業界全体が厳しい状況にありますが、30年以上花を育て続けてきた中で、「花を作り続けてきて本当によかった」と心から思えた一日でした。
そして本日は、福岡・明治公園のオープニングセレモニーという新たな門出の場に、私たちの胡蝶蘭を飾っていただき、大変ありがたく思っております。
私自身も今回被災しておりますが、その胡蝶蘭を買い取っていただき、明治公園へ届けていただきました。その写真を見た瞬間、昨日避難所で見た皆さまの笑顔が重なり、胸が熱くなりました。
昨日は被災された方々の心に寄り添う花として。
今日は新たな門出を彩る花として。
同じ胡蝶蘭が、人の心を癒し、笑顔や希望をつないでいることに、大きな意味を感じています。
今回、宮川様がつないでくださったご縁によって、このような貴重な活動に参加することができました。ご縁をつないでくださった宮川様、そしてこの機会をくださった松村様に、心より感謝申し上げます。
これからも一輪一輪に想いを込めて花を育て、花を通して人と人をつなぎ、笑顔と希望を届けられるよう取り組んでまいります。


県内には多くの避難所が開設され、暮らしの再建が続いています。そして被害は、住まいだけではありませんでした。花は生活必需品ではないからこそ、こうした時に真っ先に手放されてしまう。お祝い事の自粛や物流の混乱は、そのまま花の生産者の暮らしに影響します。
私たちフラワーライフ振興協議会は、東日本大震災でも、能登半島地震でも、花農家の支援と避難所へ花を届ける活動を続けてきました。今回選んだのも、募金を集めるだけの支援ではありません。熊本の花を、きちんと買う。その花を誰かに楽しんでもらい、生まれた支援でもう一度熊本の花を買い、今度は被災された方々へ届ける──それが「FLOWER RELAY PROJECT」です。
1熊本の花を買う被災した生産者から、出荷できなくなった花・正規品の花を買い上げます。
2花を東京などへ届けるチャリティーレッスンや販売で、熊本の花を楽しんでいただきます。
3笑顔と支援が生まれる花を手にした人に笑顔が生まれ、参加費や協賛が次の支援のもとに。
4もう一度、熊本の花を買う必要経費を除いた収益で、熊本県内の生産者から再び花を購入します。
5避難所へ花を届ける今度はその花を、避難所など被災された方々のもとへ。
6また、新しい笑顔へ花を受け取った方々に、また新しい笑顔が生まれます。
2026.7.28|KUMAMOTO熊本地震、発生。
県内に多くの避難所が開設され、花き生産にも影響が。宇城市の「なかがわ」では、およそ200本の胡蝶蘭が出荷できなくなりました。
2026.8.4|KUMAMOTO・宇城市生産者を訪ね、花を買い上げ、その日のうちに避難所へ。
福岡から車で宇城市へ。「なかがわ」の胡蝶蘭を買い上げ、道中では福岡県久留米市のひまわり農家・鶴野さんから託された500本のひまわりも受け取りました。その足で宇城市内5か所の避難所(不知火防災センター、ウイングまつばせ、松橋中学校武道館、不知火小学校ほか)を訪ね、胡蝶蘭の大鉢とひまわりの花束を届けました。花を飾ると自然と人が集まり、笑顔が広がりました。

2026.8.5|FUKUOKA福岡・明治公園の新たな門出を、中川さんの胡蝶蘭が彩る。
買い上げた胡蝶蘭が、福岡・明治公園のオープニングセレモニーでテープカットフラワーとして飾られました。「その写真を見た瞬間、昨日避難所で見た皆さまの笑顔が重なり、胸が熱くなりました」——中川さんはそう語っています。花の旅は、次の街へつながっていきます。
2026.8.9|TOKYO・銀座 ほか銀座・富山・関西で、チャリティーフラワーレッスンを同時開催。
東京・銀座のローズギャラリー銀座本店で、熊本の胡蝶蘭を使ったチャリティーワークショップを開催。同日、富山・射水と関西でも開催されました。参加費から必要経費を除いた収益は、生産者が本来受け取る予定だった出荷金額を目安に、中川洋蘭さんへ届けられます。富山・射水会場は、富山新聞の報道をきっかけに開催が決まりました——報道が、支援の輪をまたひとつ広げています。

NEXT|2026.8.29(土) TOKYO・銀座次のリレーは、8月29日。銀座でチャリティーワークショップを開催します。
銀座 ローズギャラリー本店にて「熊本地震チャリティーワークショップ」を開催。熊本県産の胡蝶蘭をメインに、季節のお花を合わせてあなただけの花束を束ねる45分です(10:00〜/11:00〜/14:00〜/15:00〜・各回10名・参加費20,000円 花材費込)。参加費は必要経費を除き、熊本の花の買い上げと避難所へのお届けに活用されます。









これを見たら、皆さん気持ちが明るくなるでしょうね。— 避難所で活動をともにした福岡市職員の方
支援は、寄付ではなく「参加」だと私たちは考えています。あなたの一口が熊本の花を買い、その花が誰かの笑顔になり、その笑顔がまた次の支援を生む。あなたも、この花のリレーに参加しませんか。
一口からのご支援をオンラインショップ「花百花」で受け付けています。金額にかかわらず、あなたもリレーの一員です。
チャリティーフラワーレッスンへの参加が、そのまま支援になります。次回は8月29日(土)、銀座 ローズギャラリー本店で開催。詳細・ご予約 →
協賛スポンサーとしてご参加いただけます。返礼品は感謝を込めて生産者よりお届けします。

生産者「なかがわ」のブランド「イロハナ -irohana-」の胡蝶蘭を、プランに応じてお届けします。
スタンダード白い鉢に咲く、清楚なミディ胡蝶蘭。イロハナの花をそのまま楽しめる、ベーシックな一鉢です。
華あかりまあるい鉢を風呂敷で包んだ、イロハナを代表するベストセラー。市場の展示会で「ベストプランツ賞」を受賞した、ひとつひとつ手作業で仕上げる逸品です。観賞後は風呂敷を小物包みとして再利用できます。お届け先(ご自宅等または避難所)は、お申込み時にご指定いただけます。支援金は、被災地の皆さまへ花を届ける活動に活用されます。
- ご支援(レッスン参加費・ご協賛)をお預かりします
- 必要経費を除いた収益で、熊本県内の生産者から正規のお花を購入します
- その花を、避難所など被災された方々のもとへ届けます
- そして、次のリレーへつながります
※チャリティーレッスンの収益は、生産者が本来受け取る予定だった出荷金額を目安に生産者へ届けられます。
※支援金の詳細な内訳・会計報告は、集計が確定し次第このページで公開します。
第1報熊本へ。花がつなぐ希望のリレー「フラワーリレープロジェクト」が始まりました。
第2報「ぜひ避難所の皆さんへ。」福岡の生産者から熊本へ託された500本のひまわり
第3報一鉢の胡蝶蘭に託された、未来への想い。熊本・五蘭塾から被災地へ
第4報避難所で見えた、「花の役割」。熊本県宇城市・不知火小学校避難所から
第5報福岡市職員の皆様とともに、避難所へ花を届けました。
第6報「お世話する人」を、お世話する花。避難所で見えた、もう一つの「花の役割」
第7報花屋でよかった、と心から思えた一日。熊本で出会った、希望のリレー
第8報熊本から福岡、そして全国へ。明治公園テープカットフラワー
第9報「わたしたちにも何かできますか?」子どもたちの一言から、熊本復興支援の輪が全国へ
第10報熊本から銀座へ。熊本復興支援チャリティーワークショップを開催ほか、富山新聞(2026年8月)にて「熊本地震 被災農家の花リレー 避難所に笑顔咲いた」、続報「富山からも『花で復興』——射水でアレンジメント体験」として紹介されました。射水会場は本紙報道を受けて開催が決定したものです。
地震の影響を受けながら、いまも胡蝶蘭と向き合い続ける、このリレーの出発点です。
「避難所では、花一本をペットボトルに挿して置くだけでも空気が変わるんです」。東日本大震災から、花による被災地支援を続けてきました。
30歳のサラリーマン花屋。Instagramフォロワー1.7万人。花のある暮らしを発信しながら、この花のリレーを次へつなぎます。
Instagram @flowernaoki_ →
ひまわり農家の鶴野さん(福岡・久留米)、福岡市職員の皆さん、レッスンに参加してくださった皆さん。このリレーは、たくさんの手でつながれています。


