【第3部】御殿場から熊本、横浜、全国へ
一粒の種を、毎年続く地域文化へ育てる未来構想
2026年8月1日にスタートした、「高嶺の花ひまわりロード」プロジェクトについて、その背景や想い、将来構想を三部構成でご紹介しています。
御殿場から熊本、横浜、全国へ
一粒の種を、毎年続く地域文化へ育てる
「高嶺の花ひまわりロード」未来構想
2026年8月1日に行われた、第1回「高嶺の花ひまわりロード」種まきイベント。
この日の活動は、記念撮影をして終わったのではありません。
むしろ、参加者同士の会話や、その場で生まれたアイデア、企業・行政・福祉・スポーツ関係者の次の行動によって、新たな取り組みが次々と動き始めました。
一粒の種から始まった活動を、どのように継続可能な地域文化へ育てていくのか。
御殿場から小山町へ。
富士山麓から熊本へ。
そして、2027年に横浜で開催されるGREEN×EXPO 2027へ。
ここからが、このプロジェクトの本当の挑戦です。
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■第2回、第3回へ続く「花のリレー」
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今回植えたひまわりは、栽培条件によって約45日から60日前後で開花する見込みです。
しかし、すべての種を同じ日にまくと、一斉に花が咲き、一斉に見頃を終えてしまいます。
そこで本プロジェクトでは、種まきの時期を一週間から十日程度ずつずらしながら、複数回の播種を行います。
第1走者。
第2走者。
第3走者。
それぞれの区画が開花のバトンをつなぎ、秋のサイクリングイベントや観光シーズンまで、沿道に花が咲き続ける景観を目指します。
この方法には、開花期間を延ばすだけでなく、もう一つ重要な意味があります。
第1回に参加した人が、第2回には家族や友人を連れてくる。
第2回に参加した企業が、第3回には社員チームとして参加する。
種をまいた人が、水やりに戻ってくる。
草取りに参加する。
開花した花を見に来る。
秋には、自分が植えたひまわりの中を自転車で走る。
一回限りのイベントではなく、何度も地域へ足を運ぶ理由が生まれます。
種まきから開花までの時間そのものが、参加者と地域との関係を育てていきます。
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■交差点の一点から、東西南北へ
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第1回の植栽場所は、株式会社ジャパンフラワーコーポレーションの第一農場と第二農場の中間地点に位置する、御殿場高根財産区の交差点角地です。
この地点を、プロジェクトの発祥地、レガシーポイントとして位置づけています。
第2回、第3回では、この角地から周辺道路や通路へと植栽範囲を広げていきます。
一つの角地を花で彩る。
次に、その先の道路へ伸ばす。
企業敷地の周辺へ広げる。
地域の公共的な場所へつなぐ。
休耕地や未利用地へ展開する。
一点だった花の景観を、東西南北の線へ。
線を、地域全体の面へ。
やがて御殿場市と小山町の随所で、富士山を背景にひまわりが咲く風景をつくります。
この考え方は、巨大な一か所の花畑を造成することとは異なります。
市民、企業、学校、福祉施設、ホテル、農家など、それぞれの場所で小さな花壇を育てる。
その無数の小さな拠点がつながることで、街全体が一つの公園になります。
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■株式会社マーステクノファクトリーから始まる企業参加
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第2回以降の重要な展開の一つが、株式会社マーステクノファクトリーとの連携です。
同社は、マースグループの製造会社として、御殿場市柴怒田に拠点を置き、プレス加工、金型、機械の製造・販売などを担っています。
第1回の種まきイベントには、代表取締役社長の藤原久信氏が、会社を代表する立場でありながら、一人の地域住民として参加しました。
藤原社長は、自ら土に触れ、地域住民、議員、行政職員、福祉関係者、サイクリスト、子どもたちと一緒に種をまきました。
さらにイベント終了後には、永井誠一御殿場市議会議員をはじめとする関係者と、その場で次回に向けた打合せを開始しました。
今後は、次の取り組みを具体化していきます。
・マース関連施設周辺へのひまわり植栽
・周辺交差点や公共的な場所への展開
・従業員による企業ボランティア参加
・社員と地域住民による共同作業
・福祉団体との連携
・種の袋詰めや植栽管理業務の発注
・障害者雇用につながる仕事づくり
・社員教育や人材育成への組み込み
・社員家族の参加
・地域企業への参加呼びかけ
企業が協賛金を出すだけでは、地域文化は育ちません。
経営者が参加する。
社員が参加する。
社員の家族が参加する。
取引先へ活動が伝わる。
福祉施設へ仕事が発注される。
別の企業がその姿を見て、参加を決める。
こうした連鎖によって、企業はスポンサーではなく、地域共創の実装主体になります。
藤原社長の第一歩を、
「マーステクノファクトリーから始まる企業参加型ひまわりリレー」
として、地域の他企業へも広げていきます。
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■活動を可視化し、企業価値へつなげる━━━━━━━━━━━━━━━━━━
企業参加を継続させるためには、善意や感動だけでは不十分です。
活動の成果を、具体的な数字と記録で示す必要があります。
今後は、次の項目を記録します。
・参加企業数
・参加社員数
・社員家族の参加人数
・植えた種の数
・植栽面積
・ボランティア作業時間
・福祉施設への発注件数
・福祉施設への発注金額
・障害のある方々の参加人数
・SNS投稿数
・メディア掲載数
・サイクリストの来訪者数
・ホテルや観光施設での配布数
・地域内消費への波及
これらを写真、動画、参加者の声とともに記録し、企業のCSR、ESG、人的資本経営、社員エンゲージメント、地域貢献の成果として活用します。
花を植えることを、企業の一日ボランティアで終わらせない。
社員教育。
地域理解。
福祉との接続。
企業間交流。
観光振興。
これらを一つの年間プログラムとして設計します。
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■福祉を「善意」から「仕事」へ
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本プロジェクトでは、参加者やホテル宿泊者、企業社員へ配布する「ひまわりの種」の小袋を制作します。
一袋の種をつくるためには、多くの作業があります。
種を選別する。
数量を確認する。
計量する。
小袋へ入れる。
ラベルを貼る。
台紙を折る。
ホチキスで留める。
箱へ梱包する。
企業別、施設別に仕分ける。
これらの作業を細分化し、地域の福祉就労施設へ正式に発注します。
一袋いくらという形で、正当な対価を支払う。
寄付ではなく、発注。
善意ではなく、継続可能な仕事。
ホテルや企業が種のノベルティーを購入すればするほど、地域の福祉施設に仕事が生まれる構造をつくります。
さらに、屋外では、
・種まき
・育苗
・水やり
・草取り
・清掃
・開花記録
・写真撮影
・花の摘み取り
・袋詰めした商品の納品
など、多様な仕事を設計できます。
一人ひとりの特性に応じて仕事を分けることで、障害のある方々が地域の風景づくりに継続して関われる仕組みをつくります。
本プロジェクトにおける福祉は、活動の付属物ではありません。
プロジェクトを動かす大切な事業パートナーです。
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■NPOお花畑との継続的な実装
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障害者運動教室などを主催するNPOお花畑の堀江かおり代表は、今回のプロジェクトの重要な接続者です。
運動教室に参加する方々や地域の福祉関係者が、
種をまく。
水をやる。
成長を見守る。
草を取る。
花が咲いたら記録する。
こうした活動へ参加することで、運動、社会参加、地域交流、就労への入口を同時につくることができます。
さらに、企業やホテルから種の袋詰めを受注すれば、屋内作業と屋外作業の両方を組み合わせられます。
体調や得意分野に応じて、参加方法を選べる。
この柔軟性が、本プロジェクトの福祉モデルの強みです。
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■富士スピードウェイホテルとの広域連携構想
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小山町との広域連携として、富士スピードウェイホテルへ本プロジェクトを提案する構想が生まれています。
富士スピードウェイホテルは、小山町の富士スピードウェイに隣接し、モータースポーツと富士山麓での滞在体験を組み合わせたホテルです。
このホテルの宿泊者へ、ひまわりの種をノベルティーとして配布する。
フロントやホテル敷地内でも、スタッフがひまわりを育てる。
チェックアウト後に参加できる朝の種まきイベントを案内する。
宿泊者が種を持ち帰り、自宅の庭やベランダで育てる。
開花した花をSNSへ投稿する。
数か月後、再び御殿場・小山エリアを訪れる。
一泊の宿泊体験が、帰宅後も「花を育てる旅」として続きます。
その種の袋詰めを福祉施設が担えば、
ホテル滞在。
観光。
地域福祉。
障害者雇用。
花文化。
企業CSR。
これらを一つの物語として統合できます。
小林千江子小山町議会議員をはじめとする地域関係者との連携を通じて、正式な企画書を作成し、ホテル側へ提案していく予定です。
現段階では正式な実施決定前であるため、関係先との丁寧な協議を重ねていきます。
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■宿泊者が地域参加者になる仕組み
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ホテルとの連携で重要なのは、単に種を配ることではありません。
宿泊者が地域のプロジェクトへ参加する動線をつくることです。
例えば、チェックイン時に種を受け取る。
パンフレットで、御殿場・小山エリアのひまわりプロジェクトを知る。
翌朝、チェックアウト前後に種まき会場へ行く。
地域住民と一緒に種を植える。
富士山を背景に写真を撮る。
地域の飲食店や温泉、観光施設へ立ち寄る。
帰宅後、種を育てる。
SNSで成長を共有する。
開花の時期に、再び富士山麓へ戻ってくる。
ホテルの宿泊者が、地域を消費する観光客から、地域の風景を一緒につくる参加者へ変わります。
これは、これからの観光に必要な「関係人口」を生み出す仕組みです。
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■「心の給水所」を地域交流拠点へ
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第1回の参加者である株式会社カネカの葛西氏との会話から、「心の給水所」という言葉が生まれました。
サイクリングイベントでは、走行中の身体へ水を補給する給水所があります。
しかし、今回の交差点は、身体だけでなく心にも水を届ける場所になります。
富士山を眺める。
ひまわりを見る。
自分が植えた花と再会する。
自転車と一緒に写真を撮る。
地域の人と会話する。
少し休み、再び走り出す。
今後は、秋のサイクリングイベントに合わせて、この地点を次のような交流拠点へ育てます。
・給水
・地域産品の提供
・富士山とひまわりのフォトスポット
・自転車撮影スペース
・企業協賛の案内
・福祉施設が制作したノベルティー配布
・地域観光情報の案内
・周辺飲食店、温泉、ホテルへの誘導
・ひまわりの成長記録展示
サイクリストが通過するだけのコースから、地域と接触し、地域を記憶するコースへ。
花を活用した新しいサイクルツーリズムのモデルをつくります。
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■サイクリングイベントを、風景の物語へ
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通常、スポーツイベントのコースは、スタートとゴール、タイム、順位によって記憶されます。
しかし、本プロジェクトでは、そこにもう一つの記憶を加えます。
「この花を、自分が植えた」
という記憶です。
種をまいた人が、数か月後に同じ場所を自転車で走る。
花の成長をSNSで見守る。
イベント当日に、満開のひまわりと再会する。
この時間軸が、イベントへの愛着を生みます。
一度参加した人が、翌年は友人を連れてくる。
翌年は家族で種をまく。
企業単位で参加する。
毎年参加する理由が生まれます。
スポーツイベントが、一日の競技から、数か月続く地域の物語へ変わります。
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■フォトコンテストと現代アートへの展開
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富士山とひまわり、自転車、人々の笑顔。
この風景は、写真や映像、現代アートの題材にもなります。
今後は、サイクリングイベントと連動したフォトコンテストを開催します。
想定する部門は、
・富士山とひまわり部門
・サイクリスト部門
・家族、子ども部門
・地域の暮らし部門
・福祉、共創部門
・ショート動画部門
・ドローン映像部門
・学生部門
・海外参加者部門
などです。
さらに、葛飾北斎が富士山を描いた「富嶽三十六景」の精神を、現代の表現へ置き換える、
「現代の富嶽三十六景」
「ネオジャポニズム・フラワーアート」
というコンテストへ発展させます。
写真。
絵画。
日本画。
イラスト。
デジタルアート。
AIアート。
映像。
立体作品。
さまざまな表現で、令和の富士山と花の風景を世界へ発信します。
作品は、銀座ローズギャラリー、御殿場、小山町、横浜などで展示し、地域を巡回する文化事業へ育てます。
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■ひまわり蜂蜜と地域産品の開発
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今回、養蜂に取り組む農家へも、ひまわりの種を提供しています。
種まき時期を一週間程度ずつずらすことで、開花期間を延ばし、ミツバチが蜜を集められる期間を長くします。
そこから生まれるひまわり蜂蜜は、地域の新しい産品になり得ます。
さらに、
・ひまわり蜂蜜
・蜂蜜を使った菓子
・蜂蜜酒
・地域酒蔵との商品開発
・ひまわりの花や種を使った食品
・地域飲食店との限定メニュー
・ホテルの朝食やギフト
・観光土産
へ発展させることができます。
花を「見るもの」から、地域経済を生む素材へ。
景観づくりを、六次産業化へ接続します。
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■オーガニックローズ約3,000株への展開
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ひまわりは、この地域で進める花づくりの第一歩です。
今後は、日本の野ばらを台木にしたヨーロピアンローズや、ローズギャラリーの歴史を象徴するバラ約3,000株を、オーガニックな露地栽培で育てる構想を進めます。
朝摘みのバラ。
香りの体験。
ローズウォーター。
ローズクラフトジン。
香りを生かしたウェルネス。
フラワーアレンジメント。
ホテルやレストランとの連携。
これらを組み合わせれば、御殿場は「バラの聖地」としての歴史を、次の時代へ更新できます。
ひまわりで人を集める。
バラで地域の物語を深める。
農泊、宿泊、飲食、温泉、スポーツへつなぐ。
花を中心とした農業デベロップメントを進めます。
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■熊本へつなぐフラワーリレー
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御殿場で第1回の種まきが行われた一方で、熊本では地震による被害が発生しました。
松村吉章は、福岡から熊本へ入り、避難所と蘭生産者を訪問します。
今回、御殿場の参加者へ配布したひまわりの一部を、熊本の避難所へ届けます。
同時に、御殿場の皆さまから預かった応援の言葉を届けます。
しかし、支援は花を持っていくだけではありません。
熊本の蘭生産者がつくる正規の商品を、正規の価格で買い上げる。
その花を避難所へ届ける。
クラウドファンディングやECを通じて、全国の支援者へ生産者の商品を届ける。
支援者は花を受け取る。
生産者には売上が立つ。
避難所には花が届く。
この循環をつくります。
「かわいそうだから寄付する」だけではなく、
「花を買うことで、生産者を支える」
という産業支援のモデルです。
御殿場のひまわりが熊本へ届く。
熊本の蘭が全国へ届く。
地域から地域へ、花と希望をつなぐフラワーリレーです。
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■被災地支援を一度で終わらせない
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災害直後には、多くの支援が集まります。
しかし、報道が減ると、支援も急速に少なくなります。
一方で、避難生活、生産設備の復旧、物流の回復、売上の再建には長い時間がかかります。
能登半島地震の支援でも、復旧は長期戦となりました。
その経験を生かし、熊本支援も一度の訪問で終わらせません。
・避難所への継続的な花の提供
・蘭生産者の商品販売支援
・クラウドファンディング
・EC特集ページ
・活動報告
・ニュースリリース
・店舗での紹介
・生産者インタビュー
・設備復旧支援
・農泊や観光との将来的な連携
を段階的に実施します。
花は、災害を解決することはできません。
しかし、長い避難生活の中で、心を和らげ、人と会話するきっかけをつくることはできます。
御殿場で生まれた「心の給水所」という考え方を、被災地支援にもつなげていきます。
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■街全体を公園にする
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行政には、公園や緑地を管理する施設があります。
しかし、本プロジェクトの発想は、それよりも広いものです。
「街全体を公園にする」
休耕地。
企業敷地。
工場周辺。
ホテルの玄関。
学校。
福祉施設。
道路沿い。
住宅の庭。
ベランダ。
花を植えられる場所は、すべて小さな公園になり得ます。
高齢者が、水やりのために外へ出る。
散歩の途中で花を見る。
近所の人と会話する。
子どもが土や虫と出会う。
障害のある方に仕事が生まれる。
企業社員が地域住民と一緒に作業する。
観光客が写真を撮る。
サイクリストが休憩する。
花は、景観をつくるだけではありません。
健康。
福祉。
雇用。
観光。
教育。
コミュニティ。
これらをつなぐ地域の社会インフラになります。
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■高齢化社会と「花のブルーゾーン」
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地域の高齢化が進む中で、重要なのは、高齢者を支援される側だけに置かないことです。
種をまく。
水をやる。
草を取る。
花の成長を見守る。
若い世代へ育て方を教える。
自宅の前へ花を植える。
その一つひとつが、社会参加になります。
外へ出る理由が生まれる。
身体を動かす。
人と話す。
役割を持つ。
こうした日常的な活動が、健康寿命、孤立予防、地域コミュニティの再生につながります。
街の随所に花があり、多世代がその管理へ参加する。
御殿場を、健康と交流の「花のブルーゾーン」として育てる構想です。
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■GREEN×EXPO 2027へ
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本プロジェクトが次に目指す大きな接続先は、2027年に横浜で開催されるGREEN×EXPO 2027です。
御殿場で種をまく。
富士山の麓で花を育てる。
市民が花を摘む。
花束をつくる。
全国各地から地域の花やフラワーロスが集まる。
一人ひとりの花束が、大きなフラワーカーペットやインスタレーションになる。
将来的には、「聖火ランナー」ならぬ「生花ランナー」が、御殿場から箱根を経て横浜へ、花と地域の思いを届ける。
47都道府県の花。
学生。
フローリスト。
福祉関係者。
サイクリスト。
ランナー。
企業。
行政。
さまざまな人が、花のバトンをつなぐ。
御殿場から横浜へ。
横浜から世界へ。
花を通じて、Love & Peaceのメッセージを発信します。
現段階では、GREEN×EXPO 2027の主催者や博覧会協会等との正式な連携決定前です。
したがって、今後は、
「GREEN×EXPO 2027を応援し、連携を目指す市民発のプロジェクト」
として、関係機関と協議を重ねていきます。
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■生花ランナー構想
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本プロジェクトで構想している「生花ランナー」とは、単に花を持って走る人ではありません。
各地域で育てた花。
被災地を応援する花。
フラワーロスから救われた花。
子どもたちが育てた花。
福祉施設で管理した花。
企業社員が植えた花。
それぞれの花に込められた思いを、次の地域へ届ける人です。
御殿場から箱根へ。
箱根から横浜へ。
サイクリスト、ランナー、駅伝チーム、学生が、区間ごとに花のバトンをつなぐ。
横浜の会場では、多くの人がその花を待ち受ける。
届いた花は、フラワーカーペットやインスタレーションへ姿を変える。
人の移動。
花の移動。
思いの移動。
それらを一つにした、世界に例の少ない参加型の花文化プロジェクトを目指します。
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■単一会場での大規模フラワーワークショップ
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御殿場では、200人規模の研修やイベントを実施できる施設があります。
将来、ひまわりを自分で摘み、花束をつくる大規模ワークショップを開催します。
種まきから参加する。
成長を見守る。
花を摘む。
10本前後の花束をつくる。
全員が花束を手に、富士山を背景に集合する。
ドローンで撮影する。
その光景を、国内外へ発信する。
さらに、全国のフラワースクール、フローリスト、インストラクターのネットワークを活用すれば、より大規模な同時開催も可能です。
一人の講師が十人から二十人を担当し、複数の講師が同時に指導する。
御殿場を中心に、富山、銀座、横浜、全国の地域が同時につながる。
花を作る人、教える人、参加する人が一体となる、新しい花の祭典へ育てます。
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■スポンサーを「広告主」から「共創者」へ
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このプロジェクトを継続するためには、企業スポンサーとの連携が不可欠です。
ただし、企業名を看板に掲載するだけの協賛では、長期的な価値は生まれません。
企業には、自社の強みを生かした役割を持ってもらいます。
ホテルは宿泊者との接点をつくる。
製造業は社員ボランティアと福祉雇用を支える。
金融機関は地域企業をつなぐ。
カメラ企業はフォトコンテストを支える。
交通事業者は人と花を運ぶ。
食品企業は蜂蜜や地域産品を開発する。
テクノロジー企業は映像、音響、デジタルアーカイブを支える。
企業がプロジェクトのコンテンツそのものになる仕組みをつくります。
協賛ではなく、共創。
広告ではなく、企業理念の地域実装。
その考え方でスポンサーの幅を広げます。
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■共創スポンサー制度
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今後は、複数の企業が参加しやすいスポンサー制度を整備します。
想定する構成は、
・タイトルパートナー
・ダイヤモンドパートナー
・プラチナパートナー
・ゴールドパートナー
・シルバーパートナー
・地域応援パートナー
です。
一社限定の大型協賛だけに依存しません。
種のノベルティー。
心の給水所。
フォトコンテスト。
ネオジャポニズムアート賞。
花束ワークショップ。
フラワーカーペット。
生花ランナー。
熊本支援。
福祉雇用。
それぞれのコンテンツへ、複数の部門スポンサーが参加できる設計にします。
企業同士をつなぐ共創会議も開催し、スポンサー同士から新しい事業が生まれる仕組みをつくります。
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■イベントではなく、文化へ
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イベントは、開催日が終われば終了します。
文化は、毎年繰り返されます。
春から夏に種をまく。
水をやる。
草を取る。
花を育てる。
秋にサイクリストを迎える。
花を摘む。
花束をつくる。
写真やアートに残す。
熊本や全国へ花を届ける。
冬に活動を振り返る。
次の年の種を準備する。
そして、また春に種をまく。
この循環を毎年続けることで、
「御殿場の夏といえば、ひまわり」
「富士山麓には、心の給水所がある」
「御殿場市と小山町が、花とスポーツでつながっている」
という新しい地域文化を育てます。
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■代表メッセージ
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一般社団法人フラワーライフ振興協議会
代表理事 松村 吉章
「私たちがこの日植えたのは、ひまわりの種だけではありません。
人と人がつながる種。
地域と地域がつながる種。
農業、福祉、スポーツ、観光がつながる種。
そして、未来の子どもたちへ、美しい風景を残すための種です。
一粒の種が、人の心を動かす。
心が動けば、身体が動く。
人が動けば、地域が動く。
地域が動けば、風景が変わる。
風景が変われば、文化が生まれます。
御殿場から小山町へ。
富士山から熊本へ。
御殿場から横浜へ。
そして、花を通じて世界へ。
この物語は、まだ第一幕が上がったばかりです。
皆さまと一緒に、100年後にも残る花の風景を育てていきたいと考えています」
一般社団法人フラワーライフ振興協議会
代表理事 松村 吉章
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■本連載について
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2026年8月1日にスタートした、「高嶺の花ひまわりロード」プロジェクトについて、その背景や想い、将来構想を全3部構成で詳しくご紹介してまいりました。
【第1部】
一粒の種から始まった地域共創
高根財産区との連携、プロジェクト誕生の背景、農業・福祉・スポーツ・観光を結ぶ構想を紹介します。
【第2部】
一人ひとりの言葉が、地域を動かす
議員、行政、企業、福祉団体、サイクリスト、ボランティア、親子、子どもたちの参加理由とインタビューを紹介します。
【第3部】
御殿場から熊本、横浜、全国へ
企業参加、障害者雇用、ホテル連携、心の給水所、熊本支援、GREEN×EXPO 2027へと広がる未来構想を紹介します。
一輪のひまわりから、まちの未来へ。
花をきっかけに、人と人がつながり、地域がつながり、未来へ希望をつないでいく。
「高嶺の花 ひまわりロード」は、御殿場から始まる新しい地域共創プロジェクトとして、皆さまとともに成長していきます。
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■主催・問い合わせ
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一般社団法人フラワーライフ振興協議会
Smile Flower Project
ジャパンフラワーグループ株式会社
代表理事 松村 吉章
など、本プロジェクトに関するお問い合わせ・ご相談は、HP内お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
活動報告はホームページおよび公式Instagramでも随時発信しております。ぜひご覧ください。
フラワーライフ振興協議会公式Instagram:https://www.instagram.com/flower_life_org/
スマイルフラワープロジェクト公式Instagram:https://www.instagram.com/2020sfp?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==
※本リリースに記載した将来構想のうち、ホテル、企業、GREEN×EXPO 2027関係機関などとの連携については、正式決定前の提案・協議段階を含みます。
